(後編)
衆院選岩手選挙区で当選を果たした立憲民主党の前職・横沢高徳氏(53)が、岩手めんこいテレビの番組に生出演し、選挙戦の振り返りと今後の意気込みを語りました。
(7月20日午後10時頃、岩手めんこいテレビ・スタジオにて)

平井文夫フジテレビ客員解説員:
中央の話になるんですが、与党が参議院でも過半数割れして、衆参両方割れるってなかなかないケースで、国会運営が非常に厳しくなると思うんですけれども、横沢さんは立憲民主党の議員の一人として、例えば立憲も含めてどこかの野党が連立に入るべきなのか、あるいはいっそのこと野党で政権を作るべきなのか、その辺はどういうふうに考えていらっしゃいますか?

横沢高徳氏(立憲・現):
まずは昨年の秋の衆議院選で衆議院の方は数が変わり、現場の声が政策に反映され易くなりました。一方で参議院はまだ国政選挙今回が初めてですので、民意が反映される形になると思います。そういったことで今まで声が届きにくかった部分の声が政策として反映できるという部分は非常に大きいですし、例えば通常国会でガソリンの暫定税率廃止法案、衆議院は通ったんですが参議院は与党の力で採決もされずに終わってしまったという部分は、今現場の皆さんから声をいただいているガソリン高に対する法案も、参議院で通せるようになると思いますので、そういった現場の声を大切にする勢力がまとまっていくというのは非常に国民生活にとっても重要だというふうに考えています。

平井文夫フジテレビ客員解説員:
このままの形でいくということなんですか?

横沢高徳氏(立憲・現):
これ全部、結果が出てみないと言えないことですので、今予断を持っていうことではないというふうに考えております。

ーー立憲の県連に目を向けますと、政治資金をめぐる問題で階猛衆院議員との確執が続いているかと思います。選挙戦では横沢さんの応援に階さんが駆けつけた場面もありましたけれども、この県連の副代表として今後どのようにお考えでしょうか。

横沢高徳氏(立憲・現):
6年前、車椅子で国会を送っていただいてから、私もアスリート出身として政治の世界でも力を合わせていくことがやはり大事だということで、一貫して一人でも多くの方たちと力を合わせられる状況を作るために汗をかいてきました。今回も党として小川幹事長であったり、国会議員の方に多く応援に入っていただきましたし、岩手一区では階さんも応援に入っていただいたということで非常に心強く感じております。

ーー雪解けのきっかけになりそうな?

横沢高徳氏(立憲・現):
これまでも同じ党ですから、国会で一緒に仕事をさせていただきましたし、そういった部分ではこれからも力を合わせていけるような岩手の政治勢力をつくっていくために、汗をかいていきたいというふうに考えております。

ーー最後に改めて2期目への意気込みをお願いします。

横沢高徳氏(立憲・現):
1期目、皆さまと約束をした生活の現場や働く現場、あとはやはりなかなか声を上げづらい方たち、障がいをお持ちの方とか医療的ケアが必要な子どもたちもたくさん全国にもおられます。そういった方たちの声を現場を大切に国政へ届け、そして政策に反映してやはり暮らしを良くしていく。やはり命と生活を守り、未来に希望が持てるような日本を岩手の皆様と共に作っていきたい。その先頭に立って岩手県民らしく粘り強く仕事をさせていただきたいと考えております。

ーーありがとうございます。岩手選挙区で当選を確実にした立憲民主党の横沢高徳氏にお話を伺いました。

岩手めんこいテレビ
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