7月はじめ、アメリカ・テキサス州で起きた洪水で安否がわからなかった160人は9割以上の無事が確認されました。
7月4日にテキサス州のキャンプ地などを襲った洪水ではこれまでに135人の死亡が確認されています。
このうち、最も被害が大きかったカー郡は19日、死者が子供37人を含む107人だったと発表しました。
一方、安否不明者160人についてはその後、順次無事が確認され、現時点で3人になりました。
現地当局は「1000人以上の職員が休むことなく働き、大変な努力をした結果だ」とし、安否不明者については引き続き捜索を続けるとしています。
一方、死者が多かったエリアが携帯電波の「圏外」で、被災者に警報が届いておらず、現地当局は今後、有事の際のコミュニケーション手段を改善していくとしています。