7月20日に投開票が行われた第27回参議院選挙で、福井テレビでは期日前を含む有権者を対象に出口調査を実施。その結果を分析しました。

◆滝波氏は自民党支持層の9割を固める

福井県選挙区では、自民党・現職の滝波宏文氏(53)が新人候補6人を退け再選を果たしました。出口調査の結果では、滝波氏は自民党支持者の約9割を固め、推薦を受けた公明党支持者についても8割を、また無党派層からも3割近くの支持を得ました。
 
年代別の投票先をみると、滝波氏は60代以上を中心に票を固めているのに対し、山中氏や千田氏は40代以下の支持が多かったことが分かります。
 

◆自民党支持層の6割が「消費税減税」を支持

今回の出口調査で、自民党の支持率は26%でした。その自民党支持者に石破政権について聞いたところ「支持する」と答えた人は約70%で、3割が支持しなという結果になりました。

また、物価高対策として石破政権が掲げる「現金給付」か、野党が掲げる消費税減税かを尋ねたところ、自民党支持者で「現金給付」を支持した人は約40%に留まり、約6割が「消費税減税」を望んでいるという結果になりました。

◆比例 自民26.4%、参政党20.2%

比例代表の投票先についての出口調査では、自民党が26.4.%で最も多く、次いで参政党が20.2%、国民民主党が13.7%、立憲民主党が10.7%と続きました。

福井テレビ
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