参院選は7月20日、投開票が行われ、徳島・高知選挙区で現職の広田一さん(56)=無所属=が当選確実となりました。

広田さんは立憲民主や共産など野党の支援を受け、自民の新人・大石宗さん(44)=公明推薦=との“事実上の与野党対決”を制し、支持者らを前に喜びを語りました。

広田一さん:
今回の選挙戦では、私は国土交通委員長の経験を生かして、ガソリン税の減税、暮らしを支えるための消費税の減税、老後の不安を安心に変えていくための年金の底上げ、『暮らしに寄り添うまっとうな社会を目指すんだ』、シンプルに訴えてまいりました。

これから4期目ということになりますけれども、この公約の実現のために一生懸命頑張っていきたい。

今回、広い広い徳島・高知の合区選挙、2回目の経験をしました。確かに一票の格差を是正することは大事なことでありますけれども、だからといって、人口の少ない県同士を無理やり合区をするのは、さまざまな弊害があります。

特に民主主義にとって一番大事な、選挙に参加をするということが著しく阻害をされております。

よって私は次の任期でこの徳島・高知の合区を必ず解消していきたい。

万一、それができなければ、政治家として責任をとる、それぐらいの覚悟がなければ、この合区は解消をすることができない。

今回、与党が過半数割れとなって、石破総理は退陣することになると思います。国の政治は一挙に流動化する。

私は無所属という立場でございますけれども、無所属だからこそ、これから起きる政治の激動の中で、しっかりと役割を果たすことができると思っております。

この高知・徳島から、日本の政治を変える、その思いでこれからも一生懸命、そして地道に頑張ってまいります。