ベテランが勝利をつかみました。愛媛選挙区は、無所属の現職、永江孝子さんが2度目の当選を確実にしました。“完全無所属”のスタイルを貫き、“反自民党”を掲げた選挙戦を展開。
元民放アナウンサーという圧倒的な知名度で、自民党の上野由佳さんなど、新人4人を寄せ付けませんでした。
2010年から自民党が5連勝をしている佐賀選挙区は夫婦の絆で3回目の当選を目指す自民党の山下雄平さんと佐賀市議を務めた立憲民主党の新人・富永明美さんが激しく競り合っています。
また、参政党の下吹越優也さんも猛烈に追い上げていて、予断を許さない勝負となっています。
続いては長崎選挙区。こちらも接戦です。
自民党の公認争いを経て迎えた選挙戦で、3期目を目指す古賀友一郎さん。そして国民民主党の新人で約10カ月かけて県内各地をくまなく回り行動力をアピールした深堀浩さんが激しいデッドヒートを繰り広げています。
続いては熊本選挙区。1議席をめぐり、接戦となっています。
自民党の現職で岸田内閣では総務副大臣を務めた馬場成志さんがわずかにリード。
7期26年務めた県議を辞職して、今回、国政選挙に初挑戦した立憲民主党・新人の鎌田聡さんが追いかける形となっています。
大分選挙区は、やはり互角の戦い。銀座クラブの元ママ、自民党の現職、白坂亜紀さんが立憲民主党の元職・吉田忠智さんと競り合っています。
おととしの補欠選挙では現職の白坂さんに341票の僅差で競り負けた吉田さん。
今年はどちらに勝利の女神が微笑むのでしょうか。
沖縄選挙区は大接戦となっています。自民党の新人で元警察官の奥間亮さんと、野党を中心とした政治勢力「オール沖縄」を支持基盤とする無所属の新人・高良沙哉さんが激しく競り合う展開で、どちらに転ぶかわからない状況です。
沖縄県全域での選挙で自民党候補が勝利すれば15年ぶりとなります。