鹿児島県の塩田知事は群発地震が続く十島村の住民を支援するため、義援金の配分を検討していることを明らかにしました。
塩田知事は19日、群発地震が続く悪石島と小宝島を訪れ、島内の被害状況を確認したほか、それぞれの住民と意見交換を行いました。
民宿や漁業を営む住民からは地震で事業継続が難しく、経済的な支援を求める声があったということです。
ヘリで鹿児島市に戻った塩田知事は、県が募集している義援金を来月上旬にも住民に配分することを検討していると話しました。
県によりますと、これまで悪石島と小宝島の住民合わせて70人が島外避難し、このうち24人が19日までに島に帰ったということです。