富士山の富士宮口では7月18日に救助要請が2件続きました。警察は安全な登山を呼びかけています。
7月18日午後0時半過ぎ、富士山富士宮口新7合目付近をひとりで下山していた浜松市中央区の男性(66)が転倒し、顔をケガしたため別の登山客から「転倒してケガをし歩けない人がいる」と5合目にある臨時警備派出所に通報がありました。
男性は何らかの理由で前のめりに倒れたとみられ、その後、9合目に常駐している県警の山岳遭難救助隊のよって救助されました。
命に別条ないということです。
また、同じ富士宮口では午後2時前、元祖7合目付近をツアー客と共に下っていた台湾籍の女性(59)が転倒して左足を負傷したため、ガイドが「足首の痛みを訴えている人がいる」と110番通報しました。
女性はその後、ブルドーザーによって5合目まで運ばれ、救急隊に引き継がれましたが命に別条ありません。
富士山の静岡側では7月10日の開山以降、5件の救助事案が発生していて、警察は安全な登山をするよう呼び掛けています。