大阪・寝屋川市で目撃されたのは、原付バイクと自転車の衝突事故の瞬間です。

しかも、このバイクが走っているのは歩道。
つまり“歩道走行バイク”が自転車と衝突していたのです。

自転車に乗っていた女性は転びそうになりながらも何とか片足で踏ん張り、バイクは地面に倒れます。

事故の瞬間、近くの美容院にいたという男性は当時の様子を「ドーンという感じと、転倒するような音ですね」と話します。

その後、その場にいた人たちが心配そうに集まってきました。

バイクのライダーは車体を引き起こし、自転車に乗っていた女性と何やら話しています。

しかしこの直後、なんと再びバイクにまたがり、走り去ったのです。

近くの美容院にいたという男性は「そのまま向かいのスーパーに買い物に行かれたらしくて」と話します。

警察によると、バイクを運転していたのは75歳の女性。
横断歩道を渡った先にあるスーパーに向かうため、歩道を走っていたということです。

事故後、バイクの運転手は自転車の44歳の女性と連絡先を交換し、「用事がある」と言ってその場を離れたといいます。

その後、駆けつけた警察官に呼び戻されていました。

事故当時、自転車の進行方向の信号は赤だったということです。
自転車の女性は軽傷とみられ、警察は人身事故とみて調べています。