世界的観光都市アメリカ・ラスベガスに現れたのは、黒いバケットハットを目深にかぶり両手で頬づえをつくマスク姿の男性。
3カ月前女性問題で世間を騒がせた俳優の田中圭さんです。

田中さんは16日、世界的なポーカーの大会“ワールドシリーズオブポーカー”に出場するためカジノの街ラスベガスに姿を見せたのです。

1970年から始まったこの大会。
2025年の優勝賞金は日本円で約15億円です。

田中さんは、この大会の中の「Super Turbo]という短期決戦のゲームに出場。
参加費は日本円で約15万円。

1935人の参加者の中、見事3位に入賞。
日本円で約1700万円の賞金を獲得したのです。

大会の公式サイトには3位に入った日本人プレーヤーについて「Unknown Player」と表示されていて、名前は明かされていませんでした。

一方で現地のニュースサイトや大会をネットで配信するDMMポーカーの公式Xは「Kei Tanaka」と紹介しています。

大会の様子を伝える動画には田中さんが、他の日本人参加者らの声援に応えて「行ってまいります」と声を張り上げる場面も。

女性問題で世間を騒がせたあとも、公の場でこれまでに何も語らないまま主演ドラマや映画など俳優活動を続けている田中さん。

そうした中、ポーカーの大会で賞金約1700万円を手にしたことに、ネット上では田中さんの腕を評価する声が上がる一方で「田中圭のメンタルの強さがほしい」「反省しているとは思えない」「勝利の女神はなぜほほ笑んだのか…」といった声も…。

俳優でありながらもポーカーの世界大会で3位。
その実力について元プロポーカープレーヤーのマナベ・ツバサさんは「ポーカーは頭脳ゲームだと思っている。短期(の大会)だと実力はあまり測れない。強くても運がないと短期の結果は出ないので、運が強かったというのは普通にある」と話しました。

田中さんが出場した短期決戦のゲームは、実力よりも運の要素が強く、ポーカーの実力を測ることは難しいということです。