広島市の松井市長は来月6日に行われる平和記念式典への参列国が過去最多となることについて、「戦争のない世界に向けた機運醸成につなげたい」と期待感を示しました。
【広島市・松井一実 市長】
「核兵器廃絶や戦争のない世界に向けての機運醸成を確実にできるよう行動対応を促せたらいいなと思っています」
今年の式典には、過去最多となる124の国・地域と欧州連合代表部が参列の意向を示しています。
式典をめぐっては今年、従来の招待状ではなく開催を案内する「通知文」を“すべての”国と地域に送っていて、18日の会見で松井市長は「一定の成果があった」と強調しました。
一方、ロシアやパキスタンなど一部の核保有国から回答がなかったことについては、「ヒロシマの心を理解し、できるだけ多くの方に参列してほしい」としています。