7月20日に投開票が行われる参議院選挙。

福岡選挙区の終盤情勢は過去にない激しい戦いとなっています。

梅雨明けして、猛暑の中での戦いとなった今回の参院選。

期間中には各党の党首クラスが次々に福岡入りし、熱の入った選挙戦を展開しています。

期日前投票も前回3年前の参院選を上回るペースとなっていて、13日までで44万4896人と3割以上増えています。

福岡選挙区の終盤情勢です。

FNNが17日に行った電話調査の結果に、取材も加味して分析しました。

福岡選挙区には現職3人と新人10人の合わせて13人が立候補しています。

やや先行しているのは自民党の松山政司さんですが、自民党支持層の6割ほどしか固め切れていません。

それを参政党の中田優子さん、立憲民主党の野田国義さん、公明党の下野六太さん、国民民主党の川元健一さんの4人が激しく追い上げていて、先週末の調査に比べて差が縮まっています。

一方、れいわの沖園理恵さん、保守党の森健太郎さん、維新の伊藤博文さん、共産党の山口湧人さんは伸び悩み、苦戦しています。

社民党の那須敬子さん、諸派の古川あおいさん、村上成俊さん、冨永正博さんは浸透していません。

ただし、調査の時点で投票の態度を決めていない有権者もいることから今後、情勢が大きく変わる可能性もあります。

テレビ西日本
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