造幣局広島支局の職員が古くなり流通を終えて回収した硬貨など数枚程度を持ち出した可能性があることがわかりました。

造幣局によりますと、広島支局に勤務する職員が「回収貨幣」と呼ばれる流通を終え古くなった硬貨など数枚程度を、支局外に持ち出した可能性があることが先月26日に判明しました。

監視カメラで当該職員の不審な行為に気づき、事案が発覚したということです。

職員は、硬貨を持ち出した当時、古くなった硬貨を炉で溶かしリサイクルするために袋に入った硬貨をコンテナに移す作業をしていたということです。

造幣局は「このような事態が発生したことを極めて重く受け止め、事実関係の調査に全力を尽くすとともに再発防止に万全を尽くす所存です」とコメントしています。

造幣局広島支局では、2000年にも職員が保管されていた500円硬貨500枚を持ち出した事案が発生していて、今回で同様の事案は2回目となります。

テレビ新広島
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