長崎国際観光コンベンション協会は、長崎市の委託を受けて実施している事業で、ガイド166人分の個人情報が漏えいしたと発表しました。

今のところ、二次被害は確認されていません。

情報漏えいしたのは長崎国際観光コンベンション協会が運営する「ながさき平和・歴史ガイド」166人分の氏名や住所、携帯番号などの個人情報です。

2024年12月、協会の職員が修学旅行生のガイドを担当する10人に集合時間や場所などを確認するためメールを送った際、ガイドの個人情報が載った配置表を誤って添付してしまったということです。

配置表は協会の内部だけで共有するものでした。

直後にガイドから指摘を受けたものの、メールを送った職員は上司に報告していませんでした。

別の職員が6月、このメールを見つけ事態が発覚しました。

長崎国際観光コンベンション協会 田中雅資 理事長
「個人情報に対する意識の低さがあったのだと思う。「私どもの教育がきちんとできていなかったと痛感している」

今のところ二次被害は確認されていませんが、協会は個人情報の管理の見直しやチェック体制の徹底など再発防止に努めるとしています。

テレビ長崎
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