北海道小樽市の観光名所「青の洞窟」で落石が発生しました。けが人はいませんでしたが、現在、洞窟内への出入りを見合わせているということです。

 7月17日午後3時ごろ、小樽市の「青の洞窟」の出入口付近で待機していた船に乗っていた乗客や船長らが、直径約2メートルの岩が落下するのを目撃しました。

 当時、出入口付近では2隻の船が洞窟前で待機していて、1隻が既に洞窟内に入っていたということです。

 この落石によるけが人はいませんでした。

 「青の洞窟・窓岩周辺海域等利用協議会」は今回の落石を”重大インシデント”と位置づけ、現在、洞窟内への進入を中止しています。

 運営会社の「ツウセン」によりますと、現在は洞窟の前まで案内する航路は継続していて、乗船時間は約80分から約70分に短縮しているということです。

北海道文化放送
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