岩手県の盛岡市動物公園ZOOMOで7月17日から二ホンアナグマの赤ちゃん3匹の公開が始まりました。
盛岡市動物公園ZOOMOで17日にお披露目された二ホンアナグマの赤ちゃんは、オスのいなりとメスのきなこ、もなかのあわせて3匹です。
母親の「まみ」のそばをついて回ったり、木の台によじ登ったり柵のすきまからこちらをのぞいてきたりと、愛くるしい姿を見せてくれています。
メスの「まみ」とオスの「こうき」の間に2025年4月に誕生した3匹は、現在(7月17日時点)体長約30cm、おとなの半分ほどの大きさにまで育ちました。
盛岡市動物公園ZOOMOでニホンアナグマの繁殖が行われたのは今回が9回目で、親子で展示されるのは9年ぶりだということです。
訪れた人はかわいい赤ちゃんに魅了された様子で動画を撮影するなどしていました。
東京から訪れた人
「きょう出るとSNSで見て、絶対来ようと思って。とてもかわいい。良かったです来られて」
盛岡市動物公園ZOOMO二ホンアナグマ担当 宇津野麻衣子さん
「女の子2人は好奇心が旺盛で、男の子は少しシャイ。毎年このように小さな命が産まれて、つながっているのを感じてもらえたら」
今後3匹の赤ちゃんは半年ほどで大人と同じくらいの大きさに育つということです。