東海地方は7月17日、大雨による冠水などが相次ぎました。床上浸水の被害も出ていて、引き続き土砂災害などへの警戒が必要です。
東海地方は暖かく湿った空気の影響で、各地で非常に激しい雨が降り、三重県桑名市では午後1時過ぎまでの3時間の雨量が観測史上最大となりました。
この雨で東海地方に出されていた「避難指示」はすべて解除されましたが、これまでに分かっているだけで愛知県弥富市で1棟、岐阜市で1棟が床上浸水しました。
気象台によりますと、東海地方は17日夜はじめごろまで雷を伴った激しい雨が降る所があり、予想される1時間の雨量は多いところで愛知と岐阜で50ミリ、三重で40ミリとなっています。
引き続き土砂災害等に警戒してください。
また、JR在来線や名鉄は現在、ご覧の区間で運転見合わせとなっています。
<運転見合わせ 午後6時半現在>
・JR武豊線 全線
・JR飯田線 新城~天竜峡(終日)
・JR紀勢線 多気~尾鷲
・JR名松線 松阪~家城
・名鉄尾西線 津島~森上
東海道新幹線は一部区間で一時運転を見合わせましたが、現在はほぼ平常通りとなっています。
高速道路は東海環状道の一部区間で今夜、通行止めが行われる可能性があるということです。