子どもたちの夏の楽しみといえば「花火」。
その安全な扱い方を学ぶ教室が、島根県益田市の小学校で開かれました。
夏休みを楽しく安全に過ごしてもらう取り組みです。
手持ち花火を楽しむ子どもたちですが、ただ楽しんでいるだけではありません。
益田市の吉田南小学校で行われた安全教室。
これから迎える夏休みに、子どもたちに安全に花火を楽しんでもらおうと益田広域消防本部が初めて開きました。
教室では、はじめに、花火で遊ぶ前には取り扱い説明書をよく読むことや子どもだけでなく大人と一緒に遊ぶことなど注意点を学びました。
このあと、子どもたちは校庭で実際に花火に点火。
周りに誰もいないか確認することや、花火を下に向けること、バケツに水を用意し、終わったあとは確実に火を消すことなど消防署員から安全な遊び方について説明を聞きました。
児童:
人に花火をむけないようしないこと、やけどとか火事にならないように夏休み中に花火をやろうと思います。
益田広域消防本部予防課・高島精二課長:
大人も花火を扱うのにルールを守って取扱説明書をよく読んで、正しい花火の使い方をしていただくとありがたい。
夏の風物詩、花火。消防本部は、子どもたちにルールを守って安全に楽しんでほしいと呼び掛けています。