7月19日は「土用の丑の日」。厳しい暑さが続く夏を元気に乗り切るには、やはり「うなぎ」です。
山陰各地でも、うなぎ料理店の忙しさがピークを迎えています。

直火で焼き上げたうなぎに秘伝のたれをたっぷりと…。見ているだけでも食欲がそそられ、元気が湧いてきます。
松江市八束町の「うなぎ処 山美世」創業100年を超えるうなぎ料理の老舗です。
19日の「土用の丑の日」を前に…。

店員:
「お待たせしました。かば焼き御前です。」

平日にもかかわらず、開店と同時に次々と客が訪れていました。

来店客:
「あしたは土用の丑の日なので、人が多いかなと思って食べに来ました。おいしいです。今年も去年と一緒でかなり暑いんで、スタミナつけて頑張ろうかなと思います」
「ふわふわでおいしいです。香ばしくて。」
「(姫路から)お目当てで年に1回は来させてもらってて。(この夏)頑張れそうです。おいしいもの食べて」

書き入れ時のこの時期、この店では、仕入れるウナギを通常の7倍に。
次々入る注文に、焼き場も慌ただしさを増していきました。

直火で香ばしく、身をふっくら焼きあげたウナギに、大正3年の創業当時から111年もの間代々受け継いできた秘伝のたれをたっぷりと。

人気商品の「うな丼」にも、そのこだわりが詰まっています。(鰻丼竹 3300円)
この店では、19日からの3連休はすでに予約席は満席だということです。

ウナギを食べて元気に夏を乗り切りたい、異例の厳しい暑さが続く2025年の夏、その思いは一層強まっているようです。

TSKさんいん中央テレビ
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