もうすぐ夏休み、子どもたちの活動も盛んになります。
島根県奥出雲町では、自転車に乗る子どもたちにヘルメットを「カブ」って安全に運転してほしいと、「カブトムシ」がプレゼントされました。
警察官:
自転車に乗る時は…。
子どもたち:
ヘルメットをしっかり「カブ」っとこ!
奥出雲町の横田小学校で7月17日に行われた安全教室。
名付けて「カブトムシ大作戦!自転車乗車時は、しっかりとヘルメットをカブ(被)ットこ!」です。
もうすぐ夏休み、子どもたちに自転車に乗る時は必ずヘルメットをかぶってほしいと願いを込めて、子どもたちにつがいのカブトムシ36組が贈られました。
カブトムシを届けたのは、地元、横田駐在所の持田剛警部補。
2023年に偶然見つけたつがいのカブトムシを駐在所の庭で飼い始めたところ、繁殖に成功、3年目の2025年は、約100匹が成虫に育ちました。
横田駐在所・持田剛警部補:
みんな笑顔で喜んでいて嬉しかったですね。これから夏休みになって外に出る機会も多いと思いますけど、『しっかりヘルメットをカブっとこ』と兜に語呂を合わせ子どもさんにお渡ししました。
このあと、子どもたちはヘルメットの重要性を確認する実験を見学。
軟らかい豆腐を子どもの頭の高さから落下、ヘルメットがある場合とない場合の崩れ方を比べ、その効果を確めました。
児童:
カブトムシも大切に育てたいし、ヘルメットもちゃんとかぶって夏休みを楽しく過ごしたいです。
自転車に乗る時はヘルメットをしっかりカブって、これから迎える夏休み。
子どもたちは、「カブトムシ」の約束を守ってくれそうです。