油を含んだ排水を海に流した疑いがあるとして、海上保安庁が水産加工会社を家宅捜索です。
三重県の尾鷲海上保安部は、水産加工会社「丸徳誠洋水産」に家宅捜索に入りました。
6月に最大で基準値の約33倍の油を含んだ排水を海に流した、水質汚濁防止法違反などの疑いがあるとしています。
海保の職員が港につながる工場の排水溝から赤茶色の汚水が排出されているのを発見したということで、排水経路を確認するなどして、原因の特定を進める方針です。
ホームページによりますと、丸徳誠洋水産はサケを専門に切り身などへの加工を手掛けています。