学生の力で地域を元気にしようと岩手県立大学は毎年、岩手県内ゆかりの企業と新商品を開発しています。
7月16日は2025年度の審査会が開かれ、最優秀賞に選ばれた「フルーツサンド」を開発することが決まりました。

これは県立大学と盛岡駅ビル「フェザン」が2015年から行っている取り組みで、16日は学生や関係者が参加して審査会が開かれました。

新商品は若者らしいアイデアを取り入れ県内にゆかりのある企業と開発するもので、2025年度のテーマは盛岡市内でカフェを展開する「Tregion(トレジオン)」とコラボするサンドイッチです。

16日は最終審査に選ばれた6チームが、栄養や食べやすさといったコンセプトやプロモーション戦略を発表しました。

学生
「朝から活動する人々の力になり、岩手の食の素晴らしさが伝わる商品を作りたい」

審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは「mimica」と名づけられたフルーツサンドを提案したチームで、雪うさぎをイメージしたキャラクターを使ったPR戦略が評価されました。

最優秀賞 総合政策学部 海老名ぐんさん
「栄養とかについてあまり興味なかった方でも、フルーツでビタミンを取ってもらって、興味を湧いてもらえるような人に届いてほしい」

最優秀賞に選ばれた学生たちは「Tregion(トレジオン)」の協力の元で試作をして、11月の商品化を目指すことにしています。

岩手めんこいテレビ
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