長野県の公立病院の医師2人が、東京都内の医療機器メーカーの製品を優先的に使う見返りに現金を受け取っていた収賄の疑いで書類送検されました。
長野県の佐久市立国保浅間総合病院の整形外科に勤務する男性医師2人(40代)は2021年から2024年にかけて、東京・新宿区にある医療機器メーカー「日本エム・ディ・エム」の製品を優先的に使う見返りに現金合わせて58万円を受け取った収賄の疑いが持たれています。
また、このメーカーの社員ら3人も贈賄の疑いで書類送検されました。
「日本エム・ディ・エム」の製品を使うたびに医師らにポイントがたまる仕組みで、ポイント数に応じて医師らの私的な飲食費をメーカー側が渡していたということです。