7月20日投開票の参議院選挙について、岩手県内の大学生と高校生に政治への思いを聞きました。

盛岡市の岩手大学では7月16日と17日の2日間、参院選の期日前投票所が設けられています。
16日は午前10時から受付が始まり、学生たちがさっそく一票を投じていました。

大学4年生(22歳)
「最近若者の政治への関心が薄いっていう報道もあるので、若者の一人として関心を持って投票に参加したいという思いから参加した」

大学4年生(21歳)
「恥ずかしながら、きょう初めて(投票に)来た。毎日毎日物価高とか、ネット見ていても政治に不満のある声がすごく多くて、変えなきゃいけないなと自分自身も思ったので」

入学と同時に1人暮らしを始めた学生も多く、それぞれに物価高騰の影響を強く受けているといいます。

大学4年生(21歳)
「日用品・食品が高くなってるということが、シンプルに苦しい」

大学4年生(22歳)
「コメの値段高いなとか、ちょっとしたおかずを買う時も、財布が痛いなと感じることがやはり最近増えてきたなと」

大学2年生(19歳)
「消費税下げてほしい」

そんな学生たちが政治に期待することを聞きました。

大学2年生(19歳)
「若い人たちにとっていい方向に動いてくれたらうれしい」

大学4年生(21歳)
「景気対策とかをしっかり考えて、ちゃんと実行に移してくれる人を選びたい。(将来の)不安が多いので、明るい未来、ニュースが明るくなればいい」

大学4年生(21歳)
「若者かつ、(将来)研究職という方向に行きたいと思っているので、科学分野に投じてくれるところを支持したい」

一方、盛岡大学附属高校では、7月1日、年度内に選挙権を得る3年生を対象に「模擬投票」の授業が行われました。

この日は各政党の県議などが集まり、実際にそれぞれの政策を主張しました。生徒は投票する大切さを学んだ様子でした。

そんな生徒たちが抱く政治への思いを聞きました。

高校3年生(17歳)
「教育費の無償化で、親に迷惑をかけなくできるので興味持った」

高校3年生(17歳)
「コメや物価高騰について親から聞くので、そこに関しての政策を何か行ってほしい」

高校3年生(18歳)
「日本がよりよくなるような活動をしている人たちに票をいれたい」

高校3年生(17歳)
「無償化とか入学金ゼロとか奨学金の返済は無くするみたいな感じのことをたくさんの政党の人が言っていたんですけれど、他のところに負担がかからないのかなっていう疑問もたくさん持った」

物価高騰が続き若者にも不安感が広まる中、いかにして明るい未来を切り開くのか。
国政の場で働く議員を選ぶ投票日は7月20日です。

(岩手めんこいテレビ)

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