国内にわずか1%しか流通していない希少な“国産のライチ”。旬のこの時期、基山町の観光農園では収穫体験を楽しむことができます。

【岩部リポート】
「採れたてのライチいただきます。さわやかな甘さでとてもおいしいです。弾力があるので噛んだときに口の中に果汁があふれます」

赤く色づいた大きな国産ライチ。
国内で流通するライチは輸入品がほとんどで、国産はわずか1%と非常に珍しい果物です。

基山町の観光農園「ミキファームきやま」では、16棟のハウスで約600本の国産ライチの木を栽培。
16日は、若基小学校の3年生約50人が訪れ、ハサミを使ってライチの実を摘み取っていました。

【児童】
「たのしかった。重さが重いのがいいと思ったから重いのを選んだ」
「思ったよりライチがでかかったのででかいのが採れてよかったです」

基山町によりますと、国産ライチの観光農園は、九州では佐賀と宮崎のみで、去年は、県内外から約3200人が訪れたということです。
開園期間は8月上旬ごろまでで、ライチがなくなり次第終了する予定です。

サガテレビ
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