7月13日までの1週間に、岩手県内で新たに確認された百日ぜきの患者は57人で、前の週から減少しました。
また、顔などに赤い発疹が出るリンゴ病の患者も減少しましたが、多くの地域で警報レベルが続いています。
県によりますと、7月13日までの1週間に県内で確認された百日ぜきの新規患者数は、57人で、前の週から10人減りました。
県内での2025年の累計の患者数は、これで984人に達し、14人だった2024年1年間の患者数の約70倍となっています。
また、同じ期間に県が指定した27の医療機関から報告されたリンゴ病の新規患者数は1医療機関当たり1.81人で前の週を0.56ポイント下回りました。
ただ、保管所管内別にみると5つの地域(二戸・県央・盛岡市・奥州・一関)で警報レベルの「2人」を超えていて、依然、流行が続いています。
※二戸保健所管内は二戸市・軽米町・九戸村・一戸町
※県央保健所管内は八幡平市・滝沢市・雫石町・葛巻町・岩手町・紫波町・矢巾町
※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町
※一関保健所管内は一関市・平泉町