東海テレビ放送の林泰敬新社長が7月16日、就任後初めて会見に臨み、フジテレビの一連の問題を受け、コンプライアンスとガバナンスをより一層強化していく考えを示しました。

林泰敬新社長:
「ハラスメントは絶対に許せませんし、コンプライアンスはしっかりと企業としてまず1丁目1番地として取り組んでいかなければいけない」

 林社長は16日の就任会見で、コンプライアンスとガバナンスの強化に取り組む考えを示し、毎年実施している「放送倫理を考える全社集会」など東海テレビの取り組みを紹介しました。

 林社長は現在61歳。1987年に東海テレビに入社し、東京支社長や常務取締役などを務め、6月25日に社長に就任しました。

 また、林社長はフジテレビの一連の問題によるスポンサー離れの影響で、4月から6月の第一四半期は営業赤字の見込みだと明らかにしました。一方、CMの売り上げは7月以降、回復傾向にあるとしています。

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