夏休みの最新旅行トレンドを徹底調査、話題のテーマパークにも潜入取材しました。

まもなくやってくる「夏休み」。

福岡の街で、今年の予定について聞いてみると…。

◆街の人 50代
「ハワイに旅行に行こうかなと思っている」

◆街の人 20代
「本場のもの、日本では体験できないような文化などが体験できればなと思っている」

大手旅行会社HISによりますと、今年は国内・海外ともに予約が好調だそうです。

海外の予約ランキングを見てみると、ランキング3位は「ホノルル」。

予約時期の為替レートが落ち着いたこともあり、去年の120%と大幅に増加しています。

ランキング2位は…。

◆街の人 30代
「ジブリが好きなので。(映画の)モデルとなった九ふんに行ってみたいです」

近場で行きやすい「台北」。

九ふんなどの活気あふれる街並みと、美しい建造物も魅力の一つです。

そして、1位は…。

◆街の人 30代
「近場の海外で韓国とか行ってみたい」

こちらも近場で不動の人気「韓国・ソウル」。

暑い夏だからこそ食べたくなる「スンドゥブチゲ」や、唐揚げに甘辛いタレを絡めた「ヤンニョムチキン」など、グルメも堪能できるスポットです。

民間の調査によりますと、今年の夏休みの予算の1世帯あたりの平均金額は去年より2万円以上増えて10万4901円と4年連続で増加し、過去最高を更新しています。

◆街の人 10代
「バイトのお金を全部遊びに使います。経済回します」

◆街の人 30代
「子供たちにいっぱい体験させるお金を使いたいなと」

旅行への予算を増やす人がいる一方で、物価高の影響で節約志向も強まっていると見られています。

◆明治安田総合研究所 エコノミスト 吉川裕也さん
「(お金を)たくさん使う人と減らす人で二極化というのが鮮明になってきている。賃上げを実感できる層と、まだまだそうではない人と、その辺の格差がだいぶ広がっている」

一方、夏休みの予約者数ランキング国内編では、去年と変わらず上位に「長崎県」と「北海道」が入るなか、1位は…。

◆街の人 20代
「沖縄に行きます」

◆街の人 30代
「沖縄も行きたい」

沖縄県です。

その人気ぶりを旅行会社に聞いてみると…。

◆HIS 経営企画本部 広報室前島未友紀さん
「大型テーマパークが開業することで、注目されている沖縄県が前年比110.7%。お得な商品を取りそろえている」

多くの人が注目しているそテーマパークとは7月25日にオープンする「ジャングリア沖縄」です。

◆街の人 20代
「あっ!新しいやつですよね。行けたらいいなと話している」

◆街の人 30代
「実際行って本当に見てみたいなと思う。絶対楽しそうじゃないですか」

触れられるほど目の前に迫る恐竜からの逃走に、空飛ぶ体験ができるアトラクションなど、都会では味わえない暑さが吹っ飛ぶ遊びが楽しめます。

施設の一部は一足早く報道陣に公開され、ぜいたくな時間を過ごすことができそうな「インフィニティスパ」や、沖縄の季節野菜を使ったフードメニューなども楽しむことができます。

HISでは、この「ジャングリア沖縄」のワンデイチケットがついた沖縄3日間の旅も販売。

このほか、大阪・関西万博の日帰りツアー付き関西3日間の旅などもあり、それぞれ予約は好調だということです。

ワクワクドキドキの夏休み。

お得に話題の場所へ旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

テレビ西日本
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