20年にわたり亡くなった人の死因の究明などに貢献した武雄市の医師に警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは武雄市の医師小野辰也さん79歳です。
小野さんは20年にわたり武雄警察署で遺体の外傷などから犯罪によるものかを医学的に助言し、死因の究明などを行う検案嘱託医として活動しています。
小野さんは腐敗したケースを含む400人以上の遺体を担当し、休日の依頼にも快く対応して遺族に早く遺体を返すことにも貢献したことから、今回九州管区警察局長感謝状が贈られました。
【武雄市の医師 小野辰也さん】
「それはなるべく早く早くご遺体を家族のもとに返そうという気はありますから。なるべく断らないようにしています」
Q.大変ではないか?
「あんまり苦にはならない。誰かがせにゃいかん。警察の苦労に対して少しでも役に立てば」
県内で九州管区警察局長感謝状が贈られるのは令和になって以降5人目です。