佐賀県内でSNSを悪用して現金をだまし取られる投資詐欺などが相次いでいて、被害額はあわせて2000万円以上にのぼっています。
県内に住む60代の男性は今年1月、SNSでFX投資をしていると話す人物と知り合い、投資に関するアプリをダウンロードし投資用資金として、3か月間にわたり700万円以上の現金を相手が指定する口座に振りこみました。
その後も利益の出金やハッキング対策などとしてさらに約400万円を振りこみ、あわせて約1200万円をだまし取られたということです。
男性は、何度も現金を要求されたことを不審に思い、警察に相談に訪れたということです。
また県内ではこのほか50代の男性がSNSで知り合った実在する投資関連の人物を名乗る男などから、投資によるもうけ話を持ちかけられ現金300万円をだまし取られたほか、70代男性も同様の手口で現金180万円をだまし取られるなど、15日だけで5件の詐欺被害が確認され、被害総額は2000万円以上にのぼっています。