愛知県刈谷市の自宅で、高齢の母親の遺体を放置したとして逮捕された53歳の男が、母親の死亡届を出さずに年金をだまし取っていたなどとして再逮捕されました。

 詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、刈谷市の無職・鈴木忠容疑者(53)です。

 警察によりますと、鈴木容疑者は、同居していた当時86歳の母親が去年秋ごろに死亡したにもかかわらず死亡届を出さず、今年2月から4月にかけて、年金およそ55万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。

 鈴木容疑者は6月、母親の遺体を自宅に放置した死体遺棄の疑いで逮捕されていました。調べに対し鈴木容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

東海テレビ
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