富山県内は15日も蒸し暑く、富山市では3日連続の真夏日となりました。
気温、湿度ともに高く食中毒が発生しやすい気象条件になっているとして、県は今年初めての『食中毒注意報』を出して、食品の十分な加熱や手洗いの徹底など対策を呼びかけています。
県内は15日も晴れて、気温が上がりました。
最高気温は、富山市で35.3度富山空港で34.7度高岡市伏木で30.4度など、富山市が猛暑日、それ以外では真夏日となりました。
富山市では午前10時に気温が27.2度湿度が81%となり、食中毒が発生しやすい気象条件になっているとして、県は15日の午前今年初の食中毒注意報を発令しました。
県によると、今年は既に23件の食中毒が発生、患者数は745人に上っていて、去年の同じ時期に比べ件数でおよそ2倍、患者数はおよそ8倍となっています。
注意報の発令期間は17日までで、県は食品、特に肉は生で食べないよう十分加熱すること、また調理器具の洗浄・消毒や手洗いなど対策を徹底するよう呼びかけています。