受刑者に対して、「あほ、ぼけ」「殺すぞ」などの不適切な言動をしたとして、徳島刑務所は50歳の男性看守部長を戒告処分としました。

徳島刑務所によると、50歳の男性看守部長は、おととし9月から12月にかけて、収容されていた受刑者5人に対し、「あほ、ぼけ」「殺すぞ」といった不適切な発言をしたほか、居室の扉を蹴ったり、受刑者の申し出に適切な対応をしなかったりしました。

こうした不適切な行為はあわせて75回に上るということです。

受刑者のうちの1人が不服申し立てをしたことによって調査が行われ、発覚に至りました。

徳島刑務所は、看守部長を戒告処分とし、再発防止策として全職員に対し、受刑者の人間性の尊重や、特性に応じた処遇の重要性に関する指示を行ったということです。

関西テレビ
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