参院選、富山県南砺市では、「バスが投票所」となる移動式の期日前投票所が初めて開設されました。
12世帯、22人の有権者が暮らす南砺市平地区の祖山では13日の朝バスが到着し、机や記入所を準備し投票所が設置されました。
南砺市では、今回の参院選から過疎化が進む集落など8カ所の投票所が廃止されます。
20日の投票日はこれまでより遠い投票所で投票しなくてはならないため南砺市選挙管理委員会は移動期日前投票所の開設など多様な投票手段で投票率を確保することにしています。
*有権者
「本当に幸せこれから、こういうやり方をしてほしい」
「行けないと思っていたので危険しなくて済んだし投票したい人がいたので」
*南砺市選挙管理員会 片田健一書記長
「投票者の方の投票の機会をなくさないようにそれまであった投票所のところにバスで来て、そこで投票してもらう仕組みを作った」
13日は、南砺市平、上平、利賀の3地区、6カ所で移動期日前投票所が開設され68人が投票しました。