2月26日に発生した大規模な山林火災からの復興を進めている岩手県大船渡市で、7月12日海開きが行われました。
海開きが行われたのは、綾里、越喜来、吉浜の海水浴場です。
このうち吉浜海水浴場は、東日本大震災の海中がれき処理に時間がかかり、限定的に開設された2018年以来7年ぶりの海開きとなりました。
12日は3つの海水浴場の海開き神事が行われ、市や観光関係者などが開設期間中の安全を祈願しました。
あいにくの曇り空でしたが、多くの家族連れなどが訪れ、久しぶりに渚の感触を楽しんだり、宝探しのゲームなどに歓声をあげていました。
市民
「森林火災があってみんな大変な思いとかいろいろつらい思いしているけれど、こういう町おこしみたいな感じで元気になってくれたら良いなと思います」
市内3つの海水浴場は8月17日まで開設され、山林火災からの復興が進んでいる大船渡市への誘客が期待されています。