国際研究チームが、丸まって眠るネコの“巻き向き”に関する興味深い調査結果を発表した。
寝る際にどちらを下にして丸くなるのか調べたものだが、左巻きが多い傾向がわかった。この研究結果を受け、取材班は保護猫カフェの協力のもと検証をおこなった。
丸くなるネコは左巻きが多い?
ドイツやイタリアなどの国際研究チームが、ネコの寝姿に関する新たな調査結果を発表した。それは、丸まって眠るネコが“左巻き”と“右巻き”のどちらが多いのかという研究内容だった。

左巻きは左肩を下にしたネコ、右巻きは右肩を下にして丸くなり寝るネコのことを指す。
今回神奈川・相模原市の保護猫カフェ「ねこてまり」で9日、取材班は同店の協力を得て、ネコたちが眠っている様子を撮影して巻き向きの傾向を検証した。
来店していたネコ好きの客の予想は「右巻きが多い気がする」「ネコって男の子は左利き、女の子は右利き」といった声が聞かれた。
実際に取材班が確認した店内には、右巻きと左巻きのネコがそれぞれ見られる状況だった。

定点カメラの映像では、左巻き3匹、右巻き1匹だった。別のカメラでは左巻き2匹、右巻き2匹で、わずかに左巻きが多い印象だ。
国際調査では65%が左巻きに
では、国際研究チームの調査結果はどうだったのか。

調査結果によれば、YouTubeに公開されたネコの映像408本を調べたところ、約65%が左巻きという結果が得られた。

一方、取材班が撮影していた中で、右巻きで寝ていたネコが、途中で左巻きに変わって寝ている様子も見られた。
これについて、保護猫カフェ「ねこてまり」の副店長・中村栄登さんは、「リラックスして爆睡しているネコちゃんに関しては、寝返りを打つことはよくありますね」と説明している。寝返りで右も左も自由に選べるネコも存在しているようだ。
(「イット!」 7月11日放送より)
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