アメリカ・ロサンゼルスのドーナツ店で、女装した強盗による襲撃の一部始終がカメラに捉えられた。店員に銃を見せて脅した犯人は、商品を投げつけるなど大暴れ。
しかし、店員たちの機転と連携により反撃を受けて逃走した。その後、駆け付けた警察が建物の裏で強盗を発見し、身柄が確保された。
女装した強盗がドーナツ店襲撃
アメリカ・ロサンゼルスにあるドーナツ店で5月に撮影されたのは、麦わら帽子にキャミソール、スカートがめくれた状態で入ってきたひげ面の人物だった。

この人物は女性ものの服を着た強盗だった。強盗は銃やナイフを店員に見せたあと、カネを出せと脅していた。
その後、事務所に侵入し店員に銃を向けると、店の商品まで投げつけていた。

強盗が投げていたのは店の焼き立てのシナモンロールだ。店員は大事な商品を武器にされ、腹を立てたのか、恐ろしくなったのか。店員は“持ってけドロボー”と言わんばかりに店のお金をばらまいた。

しかしこれは店員の作戦だった。強盗がカネを拾おうとかがんだ瞬間、ワゴンをぶつけた。そして店員たちが力をあわせ、逆襲を始めた。
これには強盗もたじたじとなり、札束をいくつか拾って逃走した。
女装で捜査撹乱?あえなく失敗し逮捕
現場に駆け付けた警察官は、建物の裏にいた強盗を発見した。

警察官は「おい、出てこい!」と強盗に呼びかけていた。一方、強盗はまだ女性ものの服を着ていたが、いつのまにか脱ぎ捨てズボン姿になっていた。
その後、強盗は確保された。捜査の攪乱目的で着替えた可能性もあるが、結果として逃走は失敗に終わったのだった。
(「イット!」 7月17日放送より)
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