宮城県は職員確保の事業の一環として、海洋総合実習船「宮城丸」の見学会を石巻市で開きました。
この見学会は、宮城丸や海の仕事に興味がある人の進学や就職に役立ててもらおうと県が初めて開いたもので、13日は県内の中学生とその保護者など約30人が参加しました。
宮城丸は主に県内2つの高校の航海実習に使われていて、県の職員が乗組員としてマグロはえ縄漁や船舶の運航に関する技術を指導します。参加者は船内を見学しながら、最長で2カ月間にわたる航海実習への理解を深めていました。
参加者
「自分が知らなかった船についての仕事をたくさん知ることができて勉強になったと思います」
「仕事の内容とかも知れたのでこれからの仕事を選んだりするときに生かしたいなと思いました」
県は今後も同様の見学会を続けていくということです。