兵庫県伊丹市で、道交法違反の疑いで18歳の高校生が警察から逃走する事件が発生しました。
事件が起きたのは伊丹市行基町です。12日夜、警察官がヘルメットを着用していないミニバイクを発見し、職務質問のため停止を求めました。しかし、高校生はこれに応じずそのまま逃走しました。
高校生は信号待ちで停車中の普通乗用車に衝突。乗用車を運転していた60歳の男性にけがはありませんでした。高校生自身も軽傷を負いましたが、命に別状はないということです。
警察の調べに対し、高校生は「ヘルメットをかぶっていなかったので警察に捕まると思い、赤信号を無視して逃げたことに間違いありません」と供述しています。逃走距離は約1.5キロメートルでした。
警察は、道交法違反(ヘルメット未着用、信号無視)の疑いで、高校生を事情聴取するとともに、詳しい事故の状況を調べています。