京都市左京区の馬の調教施設で、12日午後、馬の調教をしていた男性が、馬に胸を蹴られて死亡しました。
事故が起きたのは、左京区静市市原町にある馬の調教施設で、12日午後1時すぎ「男性が馬に胸を蹴られた」という通報がありました。
死亡したのは植木職人の義井良作さん(48)です。警察によりますと義井さんは、この施設の正規職員ではないものの、以前から馬の調教にも携わっていたということです。
事故当時、義井さんは馬をロープにつなぎ、円運動をさせる訓練を行っていました。義井さんは円の中心に立ち、ロープを持って馬を歩かせていたということです。
ところが訓練中、馬が突然立ち止まったため、義井さんが再び歩かせようと近づいたところ、馬に胸を蹴られたということです。
義井さんは直ちに病院に搬送されましたが、午後3時過ぎに死亡が確認されました。
警察は、事故の原因を詳しく調べています。