夏の交通安全運動が11日から始まり、秋田県内では子どもと高齢者の交通事故防止に重点的に取り組みます。秋田市のこども園では園児が交通ルールを学びました。右見て左見て手を上げて、園児は安全に道路を横断することを誓いました。

秋田市の白百合いずみこども園で開かれた交通安全教室には、2~6歳までの園児105人が参加しました。

七夕の時期に合わせて、はじめに園児が交通安全の願いを込めて作ったカラフルな短冊を、警察官と一緒にササに飾り付けました。

そして大きなササの前で、園児たちは交通ルールを確認しました。園児たちは、手を挙げて右、左、もう一度右を見て安全確認をすることや、道路は端っこを歩くことを誓いました。

続いて園児たちが手にしたのは、星の形をした反射シールです。交通安全の願いを込めて紙に次々と貼りつけると、大きな大きな「天の川」が完成しました。

さらにゲームにも挑戦。イラストを2つそろえて警察官にイラストにちなんだ交通ルールを教えてもらいました。

最後に全員で横断歩道を正しく渡る練習をしたら、きょうのお勉強は終了です。

参加した園児は「横断歩道では止まり、車が来ないか見ること」「右左を見て、車がいなくなったら手を上げて横断歩道を渡ること」を学びました。

秋田中央警察署・登藤大樹交通課長:
「子どもたちに交通安全の願いを短冊に書いてもらったが、その願いがすべてかなうことができるように交通事故防止活動に努めていきたい」

園児たちが作った天の川は、20日まで秋田市のいとく新国道店に飾られます。

秋田テレビ
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