日照りが続いて農家にとっては深刻な夏となっています。
大分県国東市のナス農家では例年より早く作物が日焼けする被害が出ていて、この状況が長引くことを心配していました。
国東市安岐町で11日収穫されたナスです。表面が赤くなっていますがこれが野菜の「日焼け」。
連日の強い日差しによって実の表面が焼けて固くなってしまいました。
◆小玉農園 小玉篤史さん
「現状で1割満たないくらいだが日焼けがかなり多くなってくる」
日焼けの被害は毎年確認されています。
ただ、2025年は梅雨が短く連日猛暑が続いていて、例年より早く被害が出たということです。
◆小玉農園 小玉篤史さん
「これから先、温暖化でどんどん(気温が)上昇していく中で農家も高温対策、野菜、人、何らかの対策をしていかないと厳しいと思う」
取材を受けてくれた小玉さんは今後、日焼けしたナスが増えて出荷量が減れば、野菜の高騰に繋がる可能性もあると話していました。