2026年5月完成予定の岡山市役所の新しい庁舎の工事現場を7月11日、大森雅夫市長らが視察し、工事の進捗状況を確認しました。

大森市長が訪れたのは現在の庁舎の南側に位置する新庁舎の工事現場です。市役所は老朽化などを理由に建て替えられ、新庁舎は地上17階・地下2階建てで面積は現在の約2倍になる計画です。

事業費は約318億円となっていて、2024年の視察の時は、主に地下部分の工事が進められていましたが、現在は建物全体の骨組みがほぼ完成しています。11日は、設計事務所の担当者から説明を受けながら、2階の市民窓口フロアと14階の執務フロアを視察しました。

8階から14階にまたがる執務フロアには打ち合わせやデスクワークで利用できるワークラウンジスペースが設けられる予定で、職員の働きやすい環境も整備されるということです。

(岡山市 大森雅夫市長)
「ずいぶん出来ている。旧庁舎とは大きく変わってきている。オープンスペースの中に執務室がある。職員の皆さんの心が温まっていくのでは」

2025年5月末時点での工事の進捗率は約50%で、完成は2026年5月末の予定です。

岡山放送
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