三重県御浜町で2025年3月、夜行バスが防風林に突っ込んで乗客らがケガをした事故で、警察は7月11日、死亡したバスの運転手の男性を書類送検しました。
■事故前に胸を押さえたりする姿が確認される
御浜町の国道で2025年3月、さいたま市に向かう夜行バスが道路脇の防風林に突っ込み、男性運転手(当時57)が死亡し、乗客17人がケガをする事故がありました。

警察によりますと、事故が起きる前のドライブレコーダーの映像で、男性運転手が胸を押さえたり、ハンドルにもたれかかる様子が確認されたということです。
■異変に気付きながら運転続け事故につながったか

司法解剖の結果、死因は「病死」と判断されていて、警察は、体調の異変に気付きながら運転を続けたことが事故につながったとして、男性運転手を過失運転致傷の疑いで7月11日、書類送検しました。
(東海テレビ)