「動画の画像を送信するだけで報酬を得られる」。愛媛県伊予市の介護職員の女性がSNSでウソの副業に誘われ、現金約130万円をだまし取られました。警察が被害届を11日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。
被害を受けたのは、伊予市に住む介護職員の女性(40代)です。
警察によりますと、女性は7月2日にSNSで副業の投稿を見つけ、相手にメッセージを送ると「動画の画像を送信するだけで報酬を得られる」とウソを説明され、指示通りに作業すると電子マネーで報酬が得られました。
このあと別のメッセージアプリで5日、別の相手から「高額報酬の課題」の参加を求められ、送られてきたQRコードを使って6日にかけ、費用として電子マネーで約17万円を送金。さらに作業を続けると「操作の失敗」をでっち上げられ、損失補てんを口実に6日と7日に、市内のATMから指定された口座に現金113万円を振り込み、あわせて約130万円をだまし取られました。
警察は不審な送金に気づいた金融機関から連絡を受け、女性から状況を聞いて被害にあっていることが判明しました。
警察は特殊詐欺事件として捜査。ネット上のやり取りだけの間柄で金銭を稼ぐ話は、詐欺の可能性が高いとして注意を呼びかけています。
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