愛媛県松山市の女性が去年保険料の還付を装われ、現金170万円をだまし取られた事件で、詐欺や窃盗の疑いで無職の20代の男が10日に逮捕されました。警察は男の役割を振り込み先の金融機関から現金を引き出す「出し子」とみて、犯行グループの役割の解明を進めています。
電子計算機使用詐欺や窃盗などの疑いで逮捕されたのは、沖縄県南城市出身で住所不定・無職の金城樹容疑者(24)です。
警察の調べによりますと金城容疑者は共謀者と去年7月19日、市役所や金融機関の職員を装って松山市内に住む女性(70代)に電話し、「保険料の還付金がある」などとウソを言って、市内のATMを操作させ現金170万円を指定した口座に送金させだまし取った疑い。また振り込み先の金融機関から現金140万円を引き出すなどした疑いがもたれています。
警察は女性から被害届を受け捜査。金城容疑者は群馬県の別の特殊詐欺事件で逮捕されていて、警察が松山の事件の容疑を固めました。容疑の認否は明らかにされていません。
警察は犯行グループの役割の解明を進めています。
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