中国で拘束されスパイ罪で起訴されたアステラス製薬の日本人社員の判決が今月16日に言い渡されることがわかりました。
アステラス製薬の日本人男性社員はおととし3月、任期を終えて帰国直前に中国当局に拘束されました。
男性は去年8月にスパイ罪で起訴されその後、去年11月に初公判が行われていました。
日中関係筋によりますと、男性の判決公判は地裁にあたる北京市の裁判所で今月16日に開かれると、9日に日本大使館に連絡がありました。大使館の職員が傍聴する予定です。
男性の詳しい起訴内容はこれまで明らかにされておらず、日本政府は早期の開放を求め続けています。