7月10日、新潟県佐渡市の両津港で、県警本部が所有する船の燃料タンクから軽油が漏れる事故がありました。

10日正午前、佐渡市の両津港で佐渡汽船の職員から佐渡海上保安署に「佐渡汽船ジェットフォイルの船長が、海面に油が浮いているのを見つけた」と通報がありました。

佐渡海上保安署によりますと、両津港に停泊していた、県警本部が所有する「汽船えちご」の燃料タンクにある、空気の膨張を防ぐ“エア抜き”と呼ばれる部分から、軽油が漏れていたということです。

当時船には3人の警察職員が乗船していましたが、いずれもケガはありませんでした。

汽船えちごは、10日午前10時前に新潟市西区を出航し、午前11時15分ごろ、両津港に入港していて、入港後に軽油の流出が発覚しました。

通報を受け、佐渡海上保安署は巡視艇や航空機で両津港周辺の海域を調査しましたが、流れ出た油は確認されませんでした。

佐渡海上保安署は、油が流出した原因や流出量について詳しく調べています。

NST新潟総合テレビ
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