9日は、悪石島に派遣されていた鹿児島赤十字病院の看護師が現地での活動を終えて鹿児島市に到着し、「住民を支援する人を支援することも必要」と話しました。
悪石島での活動を終えたのは鹿児島赤十字病院の看護師、原田良輔さんです。
災害派遣医療チームDMATのメンバーとして、能登半島地震の被災地に派遣されたこともあるという原田さん。
7月4日から9日までの6日間、悪石島に常駐する看護師をフォローする立場で診療所支援や巡回診療などに携わりました。
震度5強の地震も初めて経験し、住民が抱いていた不安や恐怖を共有したといいます。
原田さん
「(震度5強の地震は)ものすごく揺れて車も揺れてすごく恐怖を感じて、地震で眠れないのということを実感した」
また、今後の課題については次のように述べました。
原田さん
「今後長期化することで新たな健康障害等が考えられるので、支援者の疲労も考えられるので、そこの支援を継続することが必要」