7月9日に引き続き10日も長野県内は各地でゲリラ雷雨となりました。午後5時30分頃、長野県に記録的短時間大雨情報が発表されました。現在、中部の広い範囲に大雨洪水警報、長野地域に洪水警報も発表されています。大気の状態が非常に不安定となるため、県内は夜のはじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨が降る所がある見込みです。
午後3時半ころの飯島町です。黒い雲が垂れ込め激しい雨が降り始めました。そして、落雷も。
佐久市でも午後4時ころから雷を伴った激しい雨が降りました。この影響で、佐久平駅近くのアンダーパスは通行止めに。
茅野市付近では午後5時20分までの1時間に100ミリの雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして、安全の確保を呼びかけています。
また、上田・佐久・諏訪・木曽地域に大雨洪水警報、長野地域に洪水警報を発表しています。
県内は、前線に向かう暖かく湿った空気の流れ込みや上空の寒気の影響などで、10日夜遅くにかけ、大気の状態が非常に不安定となります。夜の初め頃にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る所がある見込みです。
11日午後6時までに予想される24時間降水量は多いところで北部80ミリ、中部100ミリ、南部90ミリとなっています。
気象台は、10日夜遅くにかけ、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。