佐世保市の宮島市長は佐賀に配備されたオスプレイについて防衛体制の重要な位置付けだとした上で、地域住民への説明会が調整中であることを明らかにしました。
9日に佐賀への配備が始まったオスプレイについて、佐世保市の宮島市長は10日の定例会見で次のように述べました。
宮島大典市長
「今回の配備は水陸機動団との連携が目的。オスプレイの運用は国の防衛体制の一部として大変重要な位置付けだと考えている」
水陸機動団が本部を置く相浦駐屯地近隣の住民から安全性への懸念の声があることを承知しているとした上で・・・
宮島大典市長
「相浦地区への九州防衛局からの説明は日程を調整中、時期が来れば直接説明が行なわれると認識している」
また、全国の都市で佐世保市だけが未加盟のNGO平和首長会議について質問を受けた宮島市長は「平和を守る大事さと安全保障環境が厳しい中での基地のまちの現状、その両方を見ることが重要。今は参加のタイミングではない」と自身の考えを述べました。